はじめに

 
はじめに

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この図書館の歴史

 2017年5月頃に英語の勉強も兼ねて、小生はブログで魔術書の翻訳を始めたが(ちなみに最初の本は、バードンの「Initiation into Hermetics」だった)、ブログだと読者が読みづらいと感じて、もっと体系的なサイトを造って置いておく事にした。更新が楽なのでwikiサービスを借りる事にして、ある無料、無広告のサービスを使って、訳した本の置き場とした。この時の題名は「Hiroのオカルト図書館」だった。
 最初は5、6冊ほど訳したら、それで終了とするつもりだったが、読者の反応が良かったので続けることにした。
 閲覧は常に無料にしておく事にしたが、金を取らずに趣味として気楽にやっていたので、ここまで続ける事が出来たのだろう。
 2020年4月頃にこのサービスで広告が出るようになったので、移転する事にして、5月に現在のfc2.wikiサービスへと移転完了した。その時には、タイトルから自分の名前を取り除いて、より普遍的な「魔術とオカルトの図書館」にした。
 2021年9月頃から、それまで数年勉強していたヘブライ語とラテン語の翻訳も始める事にした。特にヘブライ本の訳は日本でここにしか存在せず、当図書館のささやかな自慢となっている。
 この頃から、オカルト書や魔術書だけではなく、世界の古典や聖典も扱うようになり、タイトルが合わなくなってきた。そのため、12月に「知恵と神秘の図書館」と名称を改めたのだった。
 だが2023年の9月末に小生の目がある病に罹り、視力が極端に落ちてしまった。医者からは視力は二度と回復しないと言われ、もう本も読めなくなったので、サイトの更新を停止して、治療に専念することにした。眼科に通いつつ、ヨーガの行を熱心に行っていたら、実際には視力は徐々に回復し、12月には何とか本を読めるくらいに戻ったので、サイトを再開することにした。もっとも、まだ本調子とはいえないので、更新は遅くなるだろう。


翻訳方針

 訳書の原本は可能な限りパブリックドメインのみにする。少なくとも、権利者が権利を主張していない(著作権的にはsuspended)ものにする。

 中世、ルネッサンス時代ではラテン語は教会ラテン語発音にして、古代においては古典ラテン語発音にする。なるべく元の発音に近いものを提供するためである。

 ヘブライ語の単語の発音は全て、Forvoなどで実際のネイティブの発音を確認する(例 既存で使われているコクマー(知恵)を正しい発音であるホクマーにするなど)。

 一部に問題のある内容(薬物の使用、動物の生贄の儀式、性魔術や性ヨーガ、クンダリニー覚醒など心身に危険を伴う可能性のある実践の説明、19世紀以前の人種や性差別思想)も、自己検閲をせずにそのまま訳し、読者の理性と良識の判断に委ねる(結果として、仮に好奇心や遊び半分に実践して問題が起きても、読者の自己責任となる)。ただ脚注などで注意を喚起しておく。

 訳者による本文内の補足説明は山括弧<>を用いる(もっとも古い訳書では普通の括弧()を使っているが…)。これは本文内の作者の()の使用と混同しないようにするためである。

 

  • 最終更新:2023-12-15 13:16:07

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